大德寺昭輝の部屋
初釜
2025年1月7日
今日は、私にとって忘れることのできない初釜でありました。長年弟子としてご指導をたまわりました。師匠が初釜のお亭主を息子さんに引き継がれた、その最後の正客をさせていただきました。今日が初釜のお亭主の最後ですと申されると涙が止まらなくなりました。私が家元の講習会で出会いこの師匠について学びたい。と門を訪ねて35年さまざまに教えをいただきました。まだこれからも教えをいただけますが。初釜という大切なお茶会のお亭主をこの日をもって息子様に引き継がれる。感無量であります。ありがとうございました。いやこれからも師匠として導いていただきたい。ただこれだけです。私の人生にとって忘れることのできない。お茶会でした。大徳寺昭輝